ドバイ不動産 vs メルボルン不動産
2025.09.30

ここ最近、海外不動産のYouTubeやメディアで「ドバイ」と「メルボルン」の不動産が注目されています。先日ドバイの物件を内覧した経験を生かして、メルボルンの物件と比較しながら、それぞれの特徴や魅力、そして注意点をまとめてみました。


ドバイ不動産の特徴

魅力

  • 約8,000万円以上の物件を購入すれば、10年間のビザが支給される
  • 電子通貨(仮想通貨)での購入が可能
  • 収入税がなく、家賃収入や売買益に課税されない
  • 購入時の税金は4%(Transfer Fee)のみ
  • 固定資産税はなく、主な経費は管理組合費程度
  • 外国人も中古物件を購入可能
  • 都市開発が急ピッチで進み、街全体に活気がある
  • 自国の政情を懸念して移住する富裕層が市場を支えている

懸念点

  • 完成前に購入する「オフザプラン物件」は、値上がりが宣伝されているものの保証はない
  • 国民の90%が外国人であり、その動向によって市場が大きく変動する可能性がある
  • 不動産開発、不動産投資の歴史が浅く、賃貸管理や再売りに関する情報が少ない
  • ビジネスで賄賂が使われるケースもあるようで、取引の公平さには不安がある

メルボルン不動産の特徴

魅力

  • 世界的に透明性の高い不動産取引システム
  • 「世界で最も住みやすい都市ランキング」上位常連
  • 人口増加により、長期的に不動産価格が上昇してきた歴史がある
  • クオリティや立地を考慮すると、価格に割安感がある
  • 高層住宅はジムやプールに加え、カラオケや図書館、インドアゴルフ、ドッグランなど施設が充実
  • オーナーの権利が強く、賃貸管理システムも整っている
  • 再売りの際は現地の人が買主となるケースが多く、市場が安定している

懸念点

  • 外国人は新築物件または更地しか購入できない
  • 購入時にFIRB(外国投資審査委員会)の認可が必要
  • FIRB申請費用は購入額によって異なり、最低でも15,100ドル
  • 外国人が購入する場合、印紙税は購入金額の13.5%
  • 購入後は固定資産税や土地税、管理組合費などの経費がかかる

まとめ

ドバイは税制面のメリットや急成長する都市開発の勢いが魅力ですが、市場の歴史が浅く、変動リスクも伴います。
一方メルボルンは、外国人にとっては購入諸経費が高くなりますが、透明性や制度の整備、人口増加による安定性が強みで、長期的に安心できる投資先といえます。

ドバイの物件をお探しの方は、現地のエージェントさんにお繋ぎしますので miho@djsmith.com.au までご連絡ください。

メルボルンの物件はこちらでご案内しています。

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