今日はメルボルンの公共交通機関(Public Transport)について、私の失敗談と戸惑ったことなどをお伝えしたいと思います。
まず、私が一番驚いたのは、電車とトラムのデジタル音声案内、または電光掲示板がまれに間違っていることがある(!)ということです。
まだ電車利用に慣れていなかった頃、駅構内プラットホームにある電光掲示案内板と構内アナウンスで行き先を確認してから乗車しました。数駅移動した後、ふと車内の電光掲示板を見たところ、「この電車はXX行きです」と、逆方面の駅名が表示されていたのです。焦って次の駅で降車し、その駅のプラットホームの電光掲示案内板を見ると、私が乗車時に確認したものと同じ行き先と目的地の駅名も表示されているのです。混乱した私は、ホームの固定案内板を確認し、更にそばの人に聞いてみたところ、結局は単なる車内電光掲示板の誤表示だと発覚。しかし、時すでに遅し、当該電車は発車し、私は次の電車を20分ほど待つこととなりました。トラムでも同様に、「次はZZZです」という車内の電光掲示板による次の停車地名が誤っていることが時々あります。
バスについては、この9年間で一度だけ驚愕の体験をしました。バスが指定した停留所で停まらなかったのです。日本と同様に、降車希望手前でボタンを押し停車希望を運転手に知らせるので、急停車不要なくらいの距離を考えてボタンを押したにも関わらずです。私の他に数名この停留所で降りる方がいて、運転手に向けて『Stop、stop!!」と叫び、皆で少々憤慨しながら降車しました。友人に聞いてみると、これもまれにあることだそうです。
また、トラムでは、目的地に行くためにはどちらの方向のトラムに乗車するのか戸惑うことがあります。メルボルン中心地や利用者の多い停留所(tram stop ;トラムストップ)では、「シティへ」(To City)「シティから」(from city)と案内があり、進行方向が分かりやすいです。
しかし郊外の停留所では、行先の書かれたシンプルな立て看板のみで、分かりづらいことがあります。私は以前、慣れない場所で到着したばかりのトラムに飛び乗ったところ、逆方向のトラムだったということが数回あります。もちろん、焦らずに携帯アプリや、案内板をしっかりと確認すれば、このような間違いは避けられるでしょう。
余談ですが、ヴィクトリア州公共交通(Public Transport Victoria)の罰金は、年齢や内容によって異なりますが99ドルから494ドルとなっています。
https://www.ptv.vic.gov.au/tickets/myki/travel-with-myki/transport-fines
私は一度、トラムの乗車時に、マイキーカード(myky card)のタップ(カード読み取り機にかざすこと)をすっかり忘れて気づかずにいたところ、取締官にチェック(ランダムに時々行われます)をされ、罰金となりました。
便利になったとはいえ、見知らぬ土地の移動です。焦らず安全安心に目的地に到着したいですね。
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