「Grassland」とは、草本類やハーブ類などの植物が主な植生を占める、広大で開けた土地のことです。つまり、草原や原っぱのことですね。
そして、グラスランドツアーとは、そうした草原を訪れ、そこに生息する野生生物や自生する植物を観察しながら、自然について学ぶ野外レクリエーションといえるでしょう。
メルボルンでは、さまざまな自然保護団体がこのツアーを企画しており、近郊はもちろん、車で数時間かかる場所で開催されることもあります。
私はVictorian National Parks Association(VNPA)が主催する2つのツアーに参加しました。一つは、メルボルン中心部から西へ約10キロのBrimbank。もう一つは、市中心部から北へ約45キロ離れたWallan Wallanです。

参加者は20代の若者から年配の方まで幅広く、珍しい野生の花や生き物を見つけては歓声を上げたり、写真を撮ったりと、皆それぞれに楽しんでいました。2時間の予定もあっという間に過ぎてしまうほどです。
中には、絶滅が危惧されている野生植物に出会えることもありました。単に珍しい植物を見つける楽しさだけでなく、こうした貴重な自然を守るために、自分たちには何ができるのだろうと考えるきっかけにもなりました。
どちらのツアーも、その土地や植物に精通した方が案内役を務めていました。野生植物についての解説はもちろん、土地がどのように形成されたのかという地質学的な歴史や、近隣の開発が野生生物や自然環境にどのような影響を及ぼすのかなど、幅広いお話を聞くことができました。

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