メルボルン大学は、1853年に設立されオーストラリアで2番目、ビクトリア州では最も古い大学です。学部も多いので、校舎はメルボルン市内のパークビル(Parkville,)と、サウスバンク(Southbank)、そして少し離れたバーンレイ(Burnley;シティから東へ5キロ)に点在しています。
大学院まで含めると、フルタイムの学生合計は5万3千人以上。100を超える研究センターと研究所を擁し、研究費の規模も膨大です。学内外の専門知識を集め、外部との連携もしているとのこと。
シティに近い便利な環境で、学生生活を楽しみやすいそうです。キャンパスにはスポーツや文化系のクラブも数多くあり、世界中から集まる学生と交流しながら自然に友人を作れる、と在学生は話していました。
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外国で体調を崩すと、不安ですよね。また医療英語に対しても不安をお持ちの方がいらっしゃるかと思います。メルボルンには日本人医師のいるクリニックがあります。
知り合いの日本人女性がこちらでお世話になって、長く患っていた鼻炎がとても良くなったと聞きました。担当医師である愛子先生との日本語でのやりとりは、分かりやすくとても安心だったとのことです。上記ホームページで詳細を確認の上、ご予約ください。クリニック所在地もCollins Streetとシティ中心地にあるので、便利です。
また、英語対応となりますが、緊急診療所として”Urgent Care Clinic”と呼ばれるものが、ビクトリア州には29ヶ所あります。この診療所は、ビクトリア州政府と連邦政府の支援を受けて、地域の保険サービスによって運営されています。緊急診療所ですので、予約は不要。来院にはメディケアカード(オーストラリア国民健康保険)、かかりつけ医からの紹介状も必要ないとのことです。
https://www.betterhealth.vic.gov.au/urgent-care-clinics
緊急の医療が必要で、命にかかわるものではないけれども、助けが得られる診療所として紹介されている医療サービスです。症例としては、発熱・切り傷・火傷や骨折捻挫などです。私はまだ利用したことがありませんが、このサービスを教えてくれた知人は、2年前にホームステイをしていた日本人女性が高熱を出して数日寝込んでいた際に、この診療所にお世話になったとのこと。所在地の検索と診療時間は、上記のホームページにアクセスして、下へスクロールしていただくと、住所による郵便番号にて最寄りのクリニックが表記されます。
ご存知の方も多いかと思いますが、オーストラリアと日本の医療システムは違います。耳鼻科や整形外科の専門医に診てもらうには、まずGP(General Practitioner)と呼ばれる総合医に診てもらう必要があります。
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ビクトリアマーケットは、有名なメルボルンの観光スポットの一つでもあります。また、サウスメルボルンマーケットやプラーンマーケットも、おしゃれだったり、その場所自体が若い方に人気があったりします。では、もう少し違うものを見てみたい、という方にお勧めなのが、こちらのプレストンマーケット。ローカル色満載です。
プレストンは、メルボルン中心地から北方面へ約9キロの郊外にあります。シティから遠いためか、観光客らしき人もほとんど見かけません。週末は近隣の人々が買い出しに来るため、駐車場はいっぱいです。多民族が集まる地域なので、マーケットにはヨーロッパ系、東南アジア系、中東系など、さまざまな食材店や料理店が並んでいます。買い物をしなくても、食材を眺めるだけで十分に楽しめますし、気になるものを試したり、お店の人に質問してみたりするのも面白い体験です。また、食品だけでなく、アクセサリーやキャンドルなどの小物や、生活雑貨店もあります。正直、前述した3つのマーケットに比べるとおしゃれ度は低いですが、メルボルン郊外のローカル生活を垣間見るのによいかと思いますよ。
とても美味しいクレープ屋さん 各種15ドル前後
それぞれ好みのものを購入し、設置されているベンチで家族や友人たちと集ってランチするのが週末の一つの楽しみ。奥に見えるのは生肉市場。スーパーマッケットでは買えない部位もあり、好みの大きさに切ってもらうこともできます。
ローカル一押しのGzleme屋さん(中東系挟み焼きのパン) おばちゃん達がちゃきちゃきとお客さんを捌きながらパンを焼いてくれてます。中身の具材も色々と選べますよ。
おしゃれな自然食品屋さん。お茶やお菓子など、パッケージなども可愛くて、お土産にもよいかも。
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ビクトリア州の鉄道PTV(Public Transport Victoria)の路線の一つ、フランクストン線(Frankston Line)は、メルボルン市内から、モーニントン半島(Mornington Peninsula)の入り口とも言える街フランクストン(Frankston)の間を運行しています。
このフランクストン線でメルボルン中心部から南東へ向かって約22キロ、電車に揺られて約1時間。ポートフィリップ湾沿いの街・メントン(Mentone)付近に差しかかると、車窓から海の景色が見え始めます。そこから終点のフランクストンまでは、どの駅からも比較的ビーチが近いため、車のない方も気軽に海に遊びに行けます。
アスペンデール(Aspendale)からチェルシー(Chelsea)まで、砂浜をゆっくり歩いて約1時間。
海かもめやペリカンもゆったりと時間を過ごしています。海水も透明感がありきれいです。
各ビーチには公衆トイレや簡易シャワーなど設置されているところが多いため、何かと便利ですし、駐車場もあります。夏は海水浴客で混雑します。ポートフィリップ湾にあるビーチのため、波がほとんどありませんので、お子様を遊ばせるのも安心かもしれません。季節外れでしたら、ピクニックがてら海辺でゆったり時間を過ごすのも良いですね。ビーチは数キロ以上、延々と歩き続けることも可能ですので、良いエクササイズにもなります。
各ビーチの詳しい案内は、こちらのサイトをご覧ください。
このカラフルな海辺のボートハウスも、時に売りに出されます。海辺で過ごすのに必要なビーチチェアやボートなどを収納している所有者が多いです。
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メルボルン中心地から南東方面へ6キロの郊外、セントキルダ。
ポートフィリップ湾に面した、シティから一番近いビーチがあり、観光客やローカルも訪れる人気のエリアです。
セントキルダでは、ビーチ沿のウォーキング、遊園地のルナパーク(開園は現在週末のみ)、そしてもちろんお買い物や食事も楽しめます。
長い歴史のある施設もいくつかあり、パブのホテルエスプラネード/通称エスピー(Hotel Esplanade /Espy)や、Palais Theatreなどが有名です。いづれも風情のある建物で、ライブ演奏やイベントが多く開催されています。
またライブハウスもいくつかあり、先日はメモ・ミュージックホールでの、Reviving the Sound of Timor(ティモールの音を蘇らせる)というコンサートに行ってきました。
ティモール移民第一世代という方々による伝統舞踏も披露され、彼らの音楽だけでなく、歴史や文化が垣間見えるライブでした。
セントキルダは、さまざまなレジャーやイベントを提供してくれる場所です。
8月7日から24日まで開催のメルボルン国際映画祭は、今年で第73回目を迎えました。
メルボルンでは通常の映画館と州立図書館を含めて10会場、ビクトリア州の地方の街では9会場での上映となっています。
会場のひとつ、シネマノヴァ(Cinema Nova)入口。ライゴンストリートにあり、お隣は有名なイタリアンカフェ・ブルネッティ。映画鑑賞後にお茶や食事も良いですね。
シネマノヴァ前の通りを隔てた反対側。メルボルンの本好きが集まる本屋さん(Reading)と老舗のイタリアンレストラン/ティアーモ(Tiamo)。
世界中から集められた上映作品275本に加え、その他短編映画もあり、多様な作品のラインナップ。ドラマやドキュメンタリーにホラー、アフリカや南米の映画などなど。古いものでは、1968年の香港映画もあります。日本映画では、早川千絵監督の「ルノアール」、団塚唯我監督作品『見はらし世代』(英語タイトルBrand New Landscape。当監督はカンヌ国際映画祭の監督週間に、日本人最年少の26歳で選出されました。)など複数の作品が上映されます。
映画祭パンフレットの一部
一般用チケットは1作品で28ドルですが、お得な回数券や映画祭サポーター用の割引もあります。人気や話題の映画はフェスティバル開催前から完売のチケットもあるので、気になる作品を見つけたら事前に予約することをお勧めします。
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オーストラリアやニュージーランドでは、ハイキングやトレッキングのことをブッシュウォーク(Bushwalk)と言います。
メルボルン・ブッシュウォーカーズは、1940年に結成された長い歴史のあるハイキングクラブです。
このクラブは、様々なハイキングを企画していて、その行先はメルボルン市内から他州、時には海外へも足を伸ばしています。その内容もとても豊富で、5キロ程度のものから10キロを越すもの、街歩きや平坦な道をゆく簡単なもの、そして本格的山登りと、自分の体力や好みに合わせて選べます。
私が時々参加しているのは、当クラブがバスをチャーターし、ビクトリア州の自然の中を歩くサンデーバスと呼ばれる企画。
朝の8時45分までにメルボルン市内にある集合場所に行き、バスで移動で目的地まで移動。バス代として、参加費用はバス代の30~35ドル。お弁当は各自で持参となります。ハイキング歴のある会員がボランティアでリーダーを務めてコースを引率します。リーダーはコースを事前に調べて歩いているので安心です。
この日のブッシュウォークはギプスランド東部(East Gipsland)のMt Worth
メルボルン在住でなくとも、一定の条件を満たせばビジターとして会の企画したデイハイキングに参加することも可能です。海外からの留学生や、他国から旅行に来た人も、時に参加をしています。私は以前、この会のデイハイキングで野生のコアラやイルカを見ることができましたし、友人もできました。ご興味のある方はぜひクラブのホームページをご覧いただき、ビクトリア州の豊かな自然と、ローカルとの交流をご体験いただければと思います。
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メルボルンを初めて訪れたときに、「絵画でオーストラリアの歴史を知ることができる場所」として知人が紹介してくれたのが、現在この展覧会が開かれているNGVイアンポッターセンターでした。
美術蒐集家であったジョセフ・ブラウン氏から寄贈された、他に類をみないオーストラリア美術のコレクション。この展覧会では、1780年代から2004年までの、約200年にわたるオーストラリア美術の流れをたどることができます。
過去に描かれた風景画を手がかりに、その土地にかつて生えていた植物の種類を調べ、元々の植生を再現しようとするプロジェクトが現在あるそうです。芸術作品は、美だけではなく、記録でもあるのですね。
コレクターのブラウン氏は、1993年、彼が15歳の時にポーランドからオーストラリアに移民し、メルボルンに定住しました。自身も絵画や立体作品創作を勉強したものの、戦時に兵役を経たのち、ファッションビジネスに携わりました。その後、彼は美術商兼コンサルタントとなり、印象派・抽象絵画などなどジャンルを問わず幅広い芸術家の紹介と育成に貢献したのです。彼の人生や芸術作品を通して、オーストラリアの歴史やその時代の空気を感じ取ることができる展覧会だとも言えるでしょう。
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メルボルンでクロワッサンといえば、ルーン(Lune Croissanterie)が有名ですね。ルーンは、日本経済新聞にも取り上げられるほど評判で、今では他州にも店舗を展開しています。でも、ここは“食の街”メルボルン。美味しいクロワッサンやベーカリーは他にもたくさんあります。地元の人たちは、それぞれお気に入りのベーカリーがあったり、新たな美味しいクロワッサンを見つけたりするのを楽しんでいます。”ワイルドライフ・ベーカリー”も、そんなローカル御用達のベーカリーです。
骨太で質実剛健とも言えるような、パンが数種類並んでます。ベーカリーのこだわりは、この天然酵母パン(こちらではサワードウ・sourdoughと呼びます)。
もちろん、クロワッサンも2種類あります。その他、甘い系のパンにパイなど種類も豊富。ショウケースを見てるだけで、美味しさが想像でき、選ぶのに迷ってしまいそうです。シンプルな空間の店舗内は、カフェと、こだわりのピクルスやソースなどの販売もしています。
初めてこのお店を訪れた際、あまりお腹が空いていなくて、軽くフルーツブレッドを注文しました。そのフルーツブレッドの味の深みに感動したことを、今も覚えています。数種類の果物の風味と、しっかりしたパン生地にバターが程よくマッチし、そして飲むコーヒーのちょっとした苦味。ささやかではありますが、なんとも贅沢なティータイムを味わうことが出来ました。
スナック系のパンやケーキの種類は、時に変わります。ケーキも素材の風味が生きていて、とても美味しいです。こちらのパンやケーキを、友人知人へのお礼として、時にはお呼ばれ時のお土産として利用することもしばしば。皆さんに、喜んでいただいてます。
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現在、メルボルン大学のポッター美術館(The Potter Museum of Art)にて開催中の展覧会が、「65,000年:オーストラリア美術小史」(65,000 Years: A Short History of Australian Art)です。
https://potter-museum.unimelb.edu.au/whats-on/exhibitions/65000-years
この展覧会は、オーストラリアの先住民族であるアボリジナルピープルとトレス海峡諸島民による美術作品と歴史を紹介するものです。太古の昔から、植民地時代を経て、現代の21世紀に至るまで、彼らが生み出してきた文化と芸術の重要性と魅力を称えています。
それぞれの展示室にはテーマがあり、当大学が所蔵する450点の芸術作品や文書をはじめ、オーストラリア各地から集められた公的機関や個人所有の貴重な文化財も数多く展示されています。
「女性アーティストを讃えて」と称された、自然素材による伝統的なハンドクラフト実用品の数々が、グランドフロアから階段と踊り場にかけてダイナミックに飾られています。
メルボルン大学では、この展示会に合わせて、小中学生へのワークショップも行っています。歴史的にも文化的にも価値のある展示会。美術館内には素敵なカフェもあり、途中でお茶の時間を楽しみながらゆったりと観覧しました。気がつけば4時間近くがあっという間に経過し、とても充実した週末となりました。
この展示は、11月22日まで入場無料で開催されています。ぜひ多くの方に訪れていただき、オーストラリアの歴史や文化を体感してもらえたら嬉しいです。
アボリジナルアートは、黒と茶色とドットだけではありません。この右手の大きな作品(300cmx500cm)は、Healing Countryというタイトルの南オーストラリア女性の作品。イギリスの核実験後の土地と、アナング族の癒しがテーマです。
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